【ベルギー旅行記】フランス・パリ1泊2日小旅行・2日目
ブリュッセルからパリへの1泊2日小旅行2日の記録です。移動の疲れを感じることなく、今日も朝からパリ市内を巡っていきます。
パリ2日目はノートルダム大聖堂からスタート
ホテルをチェックアウトして、まず前日に入ることのできなかったノートルダム大聖堂に再度行きました。
朝のノートルダム大聖堂は観光客が少なく、ゆっくりと静かに聖堂内部を見ることができました。椅子に座って目を瞑っているだけでとても心が安らぎます。
聖堂や教会を巡るのは朝がオススメです。比較的観光客も少なく、静かに聖堂内部をみて回ることができます。
あと、太陽の入り方を把握しておくと、日差しを浴びて輝くステンドグラスをしっかりと見ることができます。
朝のセーヌ川沿い
時刻は9時を回ったところでしたでしょうか。ノートルダム大聖堂からまた中心部の方に戻って次の場所に向かいます。この日も天気が良く、セーヌ川に太陽の光が反射してすごく美しかったです。
そのなかを通勤する人たち、セーヌ川沿いをワークアウトで走り抜けていく人たち、日本では禁止されているモーター付きのキックスケーターで颯爽と通り過ぎていく人たち。そのどれもがかっこいい。羨ましすぎったらないですよ。
朝食はクロワッサンで簡単に
朝食は通勤するパリジャン・パリジェンヌを真似して、メトロに入る手前のコーヒースタンドでクロワッサンを買ってその場で食べました。写真は撮れませんでしたが、ちょっとしたお店であってもパンが美味しい。1ユーロと安いので、サクッと食事したいなという時にはもってこいですね。あと、自分かっこいいという気持ちになれます。
パリの代表的建築物2つを見る
パリと言ったらこれとこれですよね!というエッフェル塔と凱旋門。私が初めてのパリということもあり、とりあえずみておこうという感じになりました。
エッフェル塔
シャトレ(Châtelet)駅からメトロで最寄りのエコール・ミリテール(Ecole Militaire)駅まで。そこから歩いてエッフェル塔に向かうルートで行きました。
広場にどんとそびえ立つエッフェル塔。銅色というんですか、赤茶けた感じがいかにもフランス・パリって感じでした。
エッフェル塔の上に登る気は起こらず、下から眺めて、よしOKという感じでエッフェル塔をあとにします。
広場のベンチでのんびり座ってましたが、天気も良く、吹く風も気持ちよく、お昼寝日和でした。昼寝したら完全に置き引きされる場所なので、お昼寝はしないように!
凱旋門
その流れで、凱旋門にも行きましたよ。次はトロカデロ(Trocadéro)駅からクレベル(Kléber)駅へ。
地上への階段を登れば、そこには凱旋門がどーんとあります。
周りがランダバウトになっていて、ツールドフランスの最終日もここを周回するコースに必ず設定されているので、その答え合わせができたかなという感じです。
今度は、ツールの最終日とか来れたらきたいなとも思いました。
世界3大美術館・ルーヴル美術館でミュージアムショップ探し
フランス・パリのベタ観光スポット2つを押さえたところで、今度は世界3大美術館のひとつルーヴルへ。前日が火曜日で休館日だったということもあって、2日目にセッティングです。
とはいえ、ルーヴルを1日で全て見回ることなど到底不可能なのは知っています。美術館の中には入らずに、ミュージアップショップを見ようというズルをしようと思っていました。
しかし、どの入口や出口を探してみてもミュージアムショップに入れそうなところは見つからず。結局、1時間くらいルーヴル美術館の周辺をウロウロしました。ちゃんと中に入って、そこからミュージアップショップに入れる、ズルをするやつにはそうはさせないと戒めを受けました。
いちおう、昨年はサンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館に行っていますので、世界3大美術館のうちの2つ目をクリアしたということにしています。
ランチはビストロ・ビクトワールで
ルーヴルで1時間ほどうろうろしたこともあり、いい感じにお腹が空きました。パリに入った時から行きたいと言っていたビストロがあって、そこでランチを食べることにしました。
ビストロ・ビクトワールというお店で、口コミの評価もなかなかのお店です。牛肉のタルタルが美味しいらしいということで、私はそれを注文しました。
パリだけなのかわかりませんが、こういうビストロは本当にオーダーも速いし、料理が出てくるスピードも速いです。店員さんの歩くスピードも速いです。デザートまで一気にオーダーしようとすると、それは後でOKだよ。と言われます。意外とそういうのありがたかったりします。
牛肉のタルタルです。初めてタルタルという食べ物をいただきましたが美味しかったです。旅行中、糖質をたくさん摂りすぎないように気をつけていましたが、それを叶っている感じです。バケットと一緒に食べると止まりません。バケットは糖質ですね。
デザートはクレームブリュレを。両サイドのお客さんがいずれも食べていて、それをみたらどうしても食べたくなってしまうじゃないですか。
デザートのオーダーするときに、メニューをもらいましたが、そんなもの見ずに被せる形で、「クレームブリュレ」っていうくらいのスピードオーダー。
本当に美味しかった。直径15センチのお皿に入っているのですが、45センチくらいならぺろっと食べれてしまうくらいでした。感動の美味しさとはこういうことを言うんですね。大変美味しかったです。満足満足。
ポンピドゥー・センターに再訪
ランチを終えて、腹ごなしとともに、こちらも前日は休館日だった、ポンピドゥ・センターに行きました。ルーヴルよりも行きたかったのがポンピドゥです。芸術に触れる時間です。
芸術を理解するって結構頭と体力使うんですよね。かなり疲れました。昨日3万歩近く歩き回ったよりも疲れました。写真に残っている作品を見るとその人の好きな作品の傾向が激しく出ますね。私はタイポグラフィとかが好きです。
オペラ近くのスターバックスでカフェタイム
実はポンピドゥを出た時点で、パリでやりたいことのほとんどをやり尽くしました。完全燃焼しました。
しかし、ブリュッセルに戻るタリスの時間まで4時間ほど余ってしまいました。余った時間どうしようかなぁと。最初はパリのスーパーに入ってみたり、雑貨屋を回ったりしていましたが、それでも時間が余ってます。
いちおう、日が暮れたら最後にライトアップされたオペラを見て、パリとお別れをしようとは決めていましたが、日暮れまでも2時間ある感じ。
変に動くくらいだったら、オペラ近くにあるスターバックスでのんびりしようとなり、そこで2時間半ほどオープンテラスでカフェタイムしていました。トイレもあるので安心です。
オペラ駅へ。メトロの駅名標の看板はかっこいい。
パリでカフェタイムとか結構憧れていたので、それができたのが良かったです。オペラ近くのスターバックスの内装も美しかったです。
2時間半、全く苦になりませんでした。隣に座っている人たちは、ずーっとおしゃべり。どんなこと喋っているのかわからないけれど、ずーっとおしゃべり。よく話すネタあるなぁと感心しました。
あと気づいたことは、こっちの人って甘いもの大好きなんだなぁということです。コーヒーだけ頼む人が少ないですね。コーヒーとケーキは必ずセットでオーダーしています。飲み物だけという人もだいたいフラペチーノなんじゃないかという感じでした。以上、パリのスターバックスレポートでした。
ライトアップされたオペラ
2時間半しっかり時間をつぶし、ケータイの充電も満タンになったところで日暮れとなりました。スターバックスを出て、オペラの方に向かって歩きます。暗くなっただろうと思ってみたら、まだライトアップされてはおらず、そこから10分ほどライトアップ待ち。
突然ライトアップの時間はくるもので、薄暗くなったところに照らされるオペラを眺め、写真を撮り、今回のパリ思い残すことなく去ることができます。
さようなら、パリ。またくるよ、パリ
初めてのパリ、1泊2日のパリで、ブリュッセルに戻るのですが、正直ブリュッセルに戻りたくないなぁと心のどこかで思っていました。
ブリュッセルにはブリュッセルのいいところがたくさんあります。しかしそれを凌駕するほどのパリの楽しさ、良さ、雰囲気。まさに別格でした。1泊2日という短い日程だったから凝縮されていたと言うこともあるかもしれませんが、生涯で1度は行くべきところなんだなあと改めて思いました。
翌日は、また電車に乗って今度は北に向かいます。アントワープに足を伸ばします。フランダースの犬の舞台となっている場所です。
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