【韓国・釜山】 2泊3日マイル消化のグルメ旅 2日目｜海雲台で食す絶品包（パオ）

釜山2日目、済州家で鮑のお粥などの朝食を食べ終えたあとからの旅行記録です。朝食を結果的に食べ過ぎてしまったわけですが、それでも釜山を食べ尽くそうと一生懸命やってます！

釜山の見どころを観光するかしないか

朝食を食べ終わったあと、結構な満腹感に襲われました。腹ごなしに食事ではなく、釜山のいわゆる見どころを観光するかどうか歩きながら考えるわけです。

釜山でよく聞く観光スポットは、釜山タワーからの眺望、釜山のマチュピチュと呼ばれる甘川洞文化村（カムチョンドンムナマウル）、いろんなところにある海水浴場です。わりとホテルがある南浦洞からも近く回りやすいところです。

ですが、観光はしないという即決っぷり。今回の釜山はあまり観光することに力を入れていなかったので、情報は得ていたものの別にいいか。次に来るときに取っておけばいいという判断をしました。

現時点で、2人とも釜山はお気に入りの旅行先となっています。ソウルよりもコンパクトで回りやすく、旅行しやすい場所だと思います。ほんと、今すぐにでも再訪したいくらいです。

行きたかったのは海雲台（ヘウンデ）

釜山タワーや甘川洞文化村を外したのは、もうひとつ理由があって、海雲台に行きたかったからです。

海雲台は、海水浴場があって釜山の中でもリゾートよりな地区です。釜山国際映画祭の会場も現在はここですね。

とりあえず、南浦洞から地下鉄に乗って、海雲台に向かいます。電車で40分くらいだったかな。乗り換えもそつなくこなして海雲台に到着。

天気はちょっと怪しいなとは思いつつも、ギリギリ持っている状態が続いています。

大きな目的はナッコプセ

釜山に来たら絶対食べたいと思っていたのが、エビとホルモンとタコを辛くグツグツ煮込んだ「ナッコプセ」です。釜山ならどの地区であってもナッコプセが食べられるお店はあるのですが、移動や行程で無駄のない方がいいじゃないですか。

というわけで、海雲台でもナッコプセが食べられるお店を地下鉄の移動中に調べております。

海雲台の台所｜海雲台市場を散策

海雲台の駅を出て、地上に出るとまっすぐビーチに向かっての大通りがあります。それをまっすぐ歩けば、海雲台海水浴場に到着するのですが、その途中に横にそれる形で、海雲台市場が伸びています。

どうして写真を撮らなかったのだろうと悔やまれるのですが、いろんな飲食店が並びます。

おでんの屋台もあれば、日本ではあまり見ませんが、韓国ではよく食べられる、ヌタウナギが水槽の中にうじゃうじゃいたり、エビタコカニだったり、パン屋さんだったり。よりどりみどりなラインナップ。超楽しい市場です。

ちなみにヌタウナギは、ソウルで1回食べたことがあります。うまいです。

この時は辛く和えたものを炭火で焼いて食しました。辛いものは好きでしたが想像以上に辛く、汗だくになりながら口の中がしびれながらも箸は止まらない、絶品。という新しい境地に連れて行ってくれたのが、ヌタウナギでした。

店に飛び込む勇気を持てば、その先に絶品が待っている

海雲台市場を散策していると、あまり日本人観光客には出会いませんでした。さっきまであんなに日本人ばかりいたのに、どこへ行ったのかと思うくらい。

市場を歩いていくなかで、わりとお店に吸い寄せられるように人が入っていくお店がありまして、そこの店頭では蒸籠でガンガン蒸してるお店。看板を見ると、書いている文字はわからないけど、蒸しパンがあったり、何か蒸し餃子みたいなものがあったりと。

価格はよく見ていなかったのですが、スルスルっと人が入っていくので、負けじと入っていきます。入店すると店のアジュマが「奥に行け」とジェスチャーと韓国語。結構縦に長い店構えに驚きながら着席。

メニューを持って来てもらいました。日本語メニューもあったので、日本人観光客もそれなりに来ていることがわかりました。その日はいなかったけど。

メニューには、蒸し餃子のラインナップがずらり。

不思議なもので、メニューや調理の様子を見ると、食べられる分の余裕が生まれるんですね。エビ餃子とキムチ餃子をオーダーしました。

包んだ料理はなんでも美味しい

蒸し料理なので出てくるまでに多少時間はかかりますが、急いでいるわけでもないのでのんびりと待ちます。

そして持ってこられた蒸籠。フタを開けると湯気の奥から、エビ餃子がキラキラして登場！

艶かしい餃子です。セクシー。中身もぶりんぶりんでしっかり詰まっていて美味しい。朝食を食べ過ぎたことを忘れて、パクパク食べてしまいました。

艶かしい餃子を食べている途中に、もうひとつの蒸籠が登場。フタを開け、湯気の中からまた艶かしい餃子がお目見えです。

今度はキムチ餃子。エビ餃子は尻尾が見えていたのでわかりやすいフォルムでしたが、キムチ餃子は一口食べるまでの楽しみもありますね。キムチだってわかっているけど。

キムチ餃子も絶品。このお店大当たり！！

大きさもちょうどよくて、個数も2人で食べるのにちょうどいい個数。もう1品行けるけどどうしようかなといういい塩梅。

これぞ韓国！コスパ最強！！

店名も何も調べていないので、お店の情報は全くないですが、唯一わかっているのは激安だということ。

このエビ餃子とキムチ餃子、それぞれ1つの蒸籠に個数でいうと10個入っています。それでいて、

• エビ餃子：6,000ウォン
• キムチ餃子：5,000ウォン

合計で、11,000ウォン。日本円で1,000円ちょっと。そうそうこれこれ！韓国といったらこのコストパフォーマンスじゃなきゃいけないよね！！と再認識させてくれました。

レジとかじゃなくて店前で手書きのオーダー用紙を渡して、粉だらけの手にお札を渡して会計。カードは使えませんが、この額なら現金で全然OKですね。

この後にナッコプセを食すのが控えているので、餃子は控えましたが、もっと食べれた。空腹ならもっとバリエーションを増やして挑みたい。次の釜山でも再訪決定です。

ビーチで腹ごなし

餃子も食べるとお腹の中で結構膨らむんですよね。2時間に1回ペースで今のところ食事をしています。じんわり眠くもなります。

ちょうどビーチは階段で座れるようになっているので、そこで休憩。

サンドアートもあったり、海の向こう側は福岡県なんだなぁと思いを馳せたり、みんなは香港の人かな？どこの人かな？とジロジロ見ていたりと、ナッコプセを食べるまでの時間稼ぎをしなければ入りそうにない感じ。

海雲台で若干時間を持て余しつつ、腹ごなしを考えつつ、いよいよナッコプセが登場します！！