シャルル・ド・ゴール空港の手荷物検査での些細な出来事
イスタンブールからパリの3週間の一人旅を終え、シャルル・ド・ゴール空港から日本へ帰国するとき、搭乗ゲートに入る直前の手荷物検査での出来事について書いていきます。
シャルル・ド・ゴール空港の手荷物検査はイレギュラー?
飛行機に乗る際、必ず手荷物検査を受けて搭乗ゲートに入りますね。国際線の場合は出国審査前に手荷物検査を行う場合もあれば、出国審査後に手荷物検査を行う場合もあります。シャルル・ド・ゴール空港の第1ターミナルでは後者で、出国審査のあと搭乗ゲートに入る直前に手荷物検査が実施されます。
空港によって手荷物検査の厳重度合いはまちまちなことがありますが、シャルル・ド・ゴール空港では結構厳し目な印象でした。今回の旅行では、MacBook ProにiPadを持参して行ったため、手荷物検査の時は、カバンの中から出して、エックス線の検査に出します。このノートパソコンやタブレットをカバンの外に出すのは、どこの空港でも、国際線でも国内線でも実施するので、手慣れた感じで取り出して、エックス線検査用のベルトコンベアに乗せました。
ここまでは、問題なかったのです。
シャルル・ド・ゴール空港の手荷物検査は電子機器類は全て出す
元はと言えば、私が手荷物検査場の案内をしっかり読んでいなかった、係員の説明を上手に聞き取れなかったのが悪かったのですが、シャルル・ド・ゴール空港第1ターミナルの手荷物検査場では、電子機器に当たるものは全てカバンの外に出す必要があったのです。
係員の説明で聞き取れたのは、液体物をカバンの中に入れていないかだけだったので盲点でした。
荷物をベルトコンベアに乗せ、ボディチェックのゲートを問題なく通過して荷物を受け取ろうとしたら、私のリュックはよりチェックするための別ルートに回されました。別室に移動とかではなく、通常レーンの隣で、より調べるスペースみたいなところがあって、そこで荷物の中を確認すると行った形です。
係員の対応はすごく丁寧でした
説明もすごく丁寧で、カバンの中を開ける所作、電子機器に当たるものをカバンの中から取り上げる所作一つ一つが丁寧すぎるくらいでした。丁寧すぎてちょっと遅くなる感じです。
その時カバンの中に入っていた電子機器は、ノイズキャンセリングのヘッドホン、イヤホン2セット、モバイルバッテリー2つ、Osmo Pocket、そして充電用のケーブルやアダプタ各種。
一瞬、ケーブルも取り出すのか!と思いましたが、一応電子機器類の一つに当たるんでしょうね。ケーブル・アダプタ類はポーチにひとまとめにしていたのでごそっとポーチを引っ張り出してファスナーを開けて終わりという感じでしたが、バラバラに収納していたらえらい時間がかかってしまうことになっていたんだなとヒヤヒヤ思いました。
近年、フランスではテロや暴動などが定期的に発生していることもあり、シャルル・ド・ゴール空港内での手荷物検査も厳重になっているのではないかという勝手な解釈をしています。
私が、電子機器類の再チェックでてんやわんやしている間に、手荷物検査場にやってきた音楽関係らしき機材を持ち込んでいる人も大変そうに、手荷物の中を全て広げるかのように機材をベルトコンベアに乗せることを繰り返していました。
結果、荷物は没収されませんでした
当然といえば当然なのですが、怪しいものを持っているわけでもないので電子機器類の再検査が終わりリュックの中に取り出したものは一応入れてくれた状態でリュックが返ってきました(そのあと改めてパッキングし直しました)。
モバイルバッテリーなどは国や空港、係員によっては没収されてしまう可能性があるので少しだけ注意が必要です。私もこの一人旅、27,000mAhのモバイルバッテリーを持参していたので荷物の再検査に回された時は少しだけヒヤヒヤしました。
モバイルバッテリーは、預け入れ荷物の中に入れることができないものなので、ここの手荷物検査でアウトになったら没収になってしまいます。この容量27,000mAhのモバイルバッテリーは100W出力が可能だし、それなりにお値段もしたので、没収されていたら、ガチへこみした状態でパリを出発することになっていたことでしょう。
27,000mAhのモバイルバッテリーの記事はこれです。
他にも免税品も厳重に確認していました
これは私が電子機器類の徹底的なチェックを受ける前にそこにいた人のことですが、免税店で購入したお酒もしっかりとチェックされていました。ついさっき免税店で購入したであろうお酒で到着まで封を切らないようにする袋に入れていたのですが、一度そこから出して確認。そして再び同じような袋に入れて返すということを行なっていました。
すごく不思議な光景で、免税で購入できる範囲以上のお酒を買っているわけでもなさそうだし、液体物はとにもかくにもしっかりと検査しましょうというルールに則っての行動だったのかもしれません。
荷物はできるだけジャンル別にまとめてパッキングしましょう
手荷物検査で引っかかったからというわけではないですけど、改めて旅行するときに持っていく荷物たちは、ジャンルごとにわけて、ポーチなり袋なりに入れて持ち運ぶべきなんだなということを学びました。リュックの中に乱雑にぶち込んだ状態で再検査していたら、荷物はとっちらかり、再度パッキングする時も収拾がつかないことになっていたかもしれません。
なにも事件的な内容ではないですが、シャルル・ド・ゴール空港を利用するときの参考にされば幸いです。
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