転職4ヶ月で会社辞めるけどマジで一人で抱え込まない方がいい
前の記事で転職して4ヶ月で会社辞める理由を書きました。「辞める理由」となるとそこには強い意思があってなかなか揺らがないものです。今回はこの辞める決意に至るまでに誰にどのような相談ごとをしたかを書いていこうと思います。
誰しも、会社を辞めたいと思うことがあると思います。きっかけは些細なことかもしれません。同僚と飲みに行って愚痴ってスッキリすることもあれば、そういうストレス発散ではぬぐいきれないほど強い力になることもあります。
最初は一人で悩んでいました
私も性格的に全てを背負い込むタイプなので、誰かに相談するきっかけとか、そのタイミングとかはかなり慎重になります。まずは自分でなんとか打開できないかを模索していました。
Googleで「会社辞めたい」とか検索する
一番最初に頼ったのはGoogle先生です。検索でシンプルに「会社辞めたい」「転職して 1ヶ月」とかで検索しました。その結果に出てくる上位30ページは貪るように閲覧しました。自分の性格や状況に適したページやサイトは、連日何度も何度も読んで、会社の中で実践したりもしました。
それをやることで、表面的にはなんとかなることもあるのですが、根本がフィットしない状況では、結局解決には至らなりません。会社にいるストレスは溜まる一方でした。
思いこみすぎで精神を病む一歩手前
検索すればするほどなのですが、自分にかかる負担も多くなっているように感じました。ある種検索していないと落ち着かない状態になる、検索結果の内容だけが頼りになるので、それにすがるような感じ。何かに依存するのは簡単なことで依存します。
先にも書きましたが、結局のところ、ググった結果をみて、それを自分なりにやってみる行為は、その場しのぎにはなるものの、ストレスやモヤモヤしたものを吐き出すところではなくいので、会社でのストレスは溜まる一方でした。解決へのきっかけや手助け的要素はあるけれど、根本的解決にはなりません。
家族や友人に話してみた
私の場合、一人でどうにもならなくなってから人に相談しました。それではちょっと遅いかもですが、検索結果よりもすごい心の支えになります。
一人で抱え込みすぎてキャパオーバーになる前に、本当些細なことでもいいので人に軽いジャブ程度でもいいから話してみてください。
妻に話してみた
まずは家族に話してみました。現在妻が妊娠中ということもあり、余計な負担をかけたくないなぁと思っていましたが、仕事の話をたまにするときがあって、そのときに、「いま、あれこれどういうことで、こうなんだ」的な感じで話してみました。
別に、自分が話したことに明確な回答がなくても、精神的な不安だったり余計なストレスが取り除かれます。そして味方がいるんだという安心感にもなりました。
前職の同僚に話してみた
前職の人とは、フットサルとかたまに飲みに行ったりとかで繋がりはあるので、たまに会う時に近況報告的な感じで話しました。どんな仕事であれ辛かったり苦しいことは前提の上、今の会社にいることがしんどいのを伝えました。
伝え方もいろいろとあって、ライトに話すこともあれば、結構真剣に話すこともありました。TPOで変えていくような感じです。例えば飲みに行ったときは愚痴るテンションでその場でスッキリして終わりになることが多いです。全く別件で会う機会があったのですが、その時はかなり真剣トーンでの相談をしました。。真剣相談だと、その次の展開に繋がりやすいなと思いました。出戻りというパターンです。
前職を辞めた理由は、当時の上司が、最悪人間でこいつとは一緒に働きたくないからです。別にその会社が嫌いだとか、業務の内容が死ぬほどつまらないとかは全くありません。たった一人が原因でした。その人がいたとき辞めっぷりは相当でしたし。
前職を辞めたときから数ヶ月、状況も変化しそのクソ上司もいなくなりました。戻ってもいいかなって思うわけですよ。自主都合で退職しておいて数ヶ月で出戻るなんて都合いいなと思われるかもしれませんが、自分でそう思っているんだからそれでいいじゃないという感じです。自分が働きやすくて、内情も知っている前職なので、リスタートする時は少しばかりスムースですよね。
前職の社長に話してみた
出戻りしてリスタートすることも全然ありと考えるようになってから、前職の社長に直談判するために、前職の社長にも会いました。元から社長だったり役員なども近い距離で仕事をしていたので、誘いやすかったのが実際のところです。でも前職に勤めてからというものの初めてサシで飲みました。偶然、長期休みで、同じ飛行機に搭乗していた偶然はあったけど。
社長にも嘘偽りなく、正直に話しました。今の会社が辛いこと、出戻りしたいこと、なぜ会社を辞めたのかなども含めて、すごい緊張したわけではないですが、かなり使う言葉は選びました。
友人にLINEしてみた
私はあまり交友関係は広くないのですが、LINEで友人にも相談してみました。LINEなので、かなり気軽なトーンです。でも付き合いの長い友人であればあるほど、為人を知っているので、話を分かってもらいやすいし、ストレートな意見をもらえるものです。
LINEなので時間帯によっては、即レス・既読がつかないタイミングもありますが、やりとりをしている間は自然と心が晴れていく感じがしました。
親には状況だけ報告する
唯一、親には相談しませんでした。相談はしなかったものの、状況の報告だけは1本LINE連絡を入れました。返事がきてもこなくても大丈夫な感じで送りました。母親からですが返事がきたら、それについて掘り下げて話したり、はたまた別の話をしたりという感じです。
やっぱり身の回りにいる人に相談することは重要です。答えを出すのは自分だし、相談相手に答えを出してもらいたくて相談しているわけではなく、いま自分に何が起きているのかを共有するだけでも自分の精神的なところがすごく落ち着いていくのを強く実感しました。問題解決に最短距離で進むわけではないけれど一人で溜め込まないことです。これ本当重要です。
外部の手段を使ってみた
転職するときに、転職エージェントを利用したので、そのアフターフォローサービスを使ってみました。転職先を斡旋することが主たる目的の転職エージェントに現況を報告して、解決への糸口のきっかけを見つけるために利用しました。
とはいえ、家族・友人・前職の同僚に比べると、距離感が全く違うので、心の支えにすごくなったかといえばそういうわけではありません。個人的な最終的な感想は「ですよねー」となることが多かったです。
転職エージェントのキャリアアドバイザーにメールを入れる
転職が終了したタイミングで、転職後のアフターフォロー用のサービスアカウントをもらいました。そこで現状自分が転職先でどういう状況なのかをメールで連絡しました。
数日後にメールで返答があり、基本的には無理しないことが書かれていました。あとは「慣れるまでは時間がかかります。3ヶ月で慣れる人もいれば1年かかる人もいます」的な内容でした。意外にも再転職してみたらどうでしょうか?とかは書いていませんでした。そりゃ向こうもビジネスですからね。いろいろとシナリオがあるはずです。
新しい転職エージェントに登録してみた
前回の転職に使った転職エージェントではない転職エージェントに登録もしました。別のキャリアアドバイザーならどのように考えるかを知りたかったのもあります。新しい転職エージェントに登録したタイミングでは、今の会社をどこかのタイミングで辞めることは決めていたので、転職先の候補も出してもらいながらでした。
出戻りする可能性があることもしっかり伝えていたので、転職先の候補の量などは調整してもらいました。
一人で抱え込むと周りが見えなくなっていることがある
転職して4ヶ月でその会社を辞めますが、一人で抱え込んでいたら、会社を辞める決断を出す前に、精神的にぶっ壊れていたのではないかと思います。なんとか気を保ちつつ、次への行動をし続けることができたのは、家族であり、前の会社の人であり、友人がいて、皆の言葉が私の心の支えになってくれたからだと思います。
仮に鬱になった場合、そこから元に戻るまで何年かかるかわからないですからね。10年前に自律神経失調症になったときも、躁鬱状態まで発展しなかったものの、半年かかりましたし。
仕事に限ったことではないですが、自分の中で辛いことがあったなら、早い段階で誰かに相談するとか話をするとか愚痴をこぼすなどして、自分の状況を伝えることが、精神的な安心を得ることができると思います。
¥ひとまずこれで、転職して4ヶ月で会社を辞めますシリーズはおしまいにして、また旅行について駄文を書いていきたいなぁと思います。
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