電動キックボードに乗ってみたのでその感想

最初の電動キックボードはウィーンで乗りました
今回の一人旅で、最初に電動キックボードのシェアリングサービスに出会ったのはウィーン。ウィーン中央駅からホテルまで徒歩30分くらいリュックを背負ってヘロヘロになり、さらにホテルからウィーンの中心部までも歩くと20〜30分くらいかかる微妙な距離。地下鉄もトラムも中途半端な距離で、楽して移動したくて仕方なかったのが、電動キックボードを利用するきっかけです。
電動キックボードのシェアリングサービスがたくさんある
駅からホテルまで移動している間に見つけたのが、LimeとBIRDという2つの電動キックボードシェアリングサービスでした。とりあえずググって旅行者でもウィーンで使えることがわかったので、とりあえず、LimeとBIRDのスマートフォンアプリを両方ダウンロードしてみて、アプリの使い勝手が良かったLimeを主に利用することにしました。
Limeの使い方
普段からiPhoneを使っているので、iPhoneでの使い方を簡単に説明すると、まずLimeのスマートフォンアプリをダウンロードします。日本で「LIME ライム」と検索すると、美容師のカルテ管理や予約管理するアプリが出てくるかもしれませんが、それではなくLime – Your Ride Anytimeの方です。アイコンがもっとライムの切り口みたいなやつです。
サービスURLは、 https://www.li.me/ です。超短い!!
画像引用:Lime – Your Ride Anytime|App Store
ダウンロードが終わったら、そのまま開きます。いろいろ説明があったあと、まずは会員登録を行います。
会員登録完了後は、まずはじめに決済用のクレジットカードを登録しました。左上のメニューから、Walletを選んで、
右上にあるPaymentをタップして、支払いに利用するクレジットカードを登録しました。
クレジットカードを登録したら、もう電動キックボードがつかえる状態です。あとは、アプリからGPSで現在地を取得して、近くにあるキックボードを探して、乗りたいスクーターのところに行きます。バッテリー残量も確認できるので、利用したキックボードが実はバッテリー残量がなくて全然走れないということを防ぐことができました。
お目当てのスクーターのところに行きます。アプリからスクーターのロックを解除するために、ハンドルの中心にあるQRコードを読み取ります。
アプリのSCAN TO RIDEをタップするとカメラが起動してQRコードを読み取ることができます。読み取るとキックボードから音が鳴ってそこからキックボードを操作できます。アクセルボタンとブレーキレバーの単純操作なので、とても簡単でした。最初アクセルボタンを強く押しすぎると、慣性の法則でグンと体を持ってかれるので、優しくアクセルを入れていくと安心です。
利用をやめるときは、車や徒歩など交通の邪魔にならないところに停車して、アプリから利用終了のボタンを押して、利用を終えることができます。ロックと支払いが同時に行われるという感じで、時間による従量課金制なので、乗り終わったあとに利用終了の操作を忘れないことが大事になります。
ざっと、会員登録から使い方まで、だらだらと説明しました。
電動キックボードのいいところと悪いところ
ここからは実際に電動キックボードを利用してみておもったいいところと悪いところをいくつかレビューしていこうと思います。
電動キックボードのいいところ
時速20キロで移動できる
まずはやっぱり速くて快適でした。Limeの時速は平均で時速20キロ。歩くよりもだいたい4~5倍のスピードってことです。歩く必要がなく、また風をきって走っていくのがすごく心地よかったですね。
電気で動いているのでエコ的要素◎
動力がガソリンではなく電気なので、とてもクリーンですね。バッテリーが持つ限り移動することができます。ヨーロッパでは特に都市部での排気ガスの排出量や車での移動の制限などが厳しく取り締まられていたりするので、こういう電気を動力にした移動媒体が日本でももっと普及して欲しいなぁと思います。
いつでも乗れる、いつでも降りれる
自分の周辺にある電動キックボードの検索や電動キックボードのロック解除、利用終了の指示などは全てスマホアプリから行います。会員登録を済ませた後にすぐ支払い用のクレジットカードを登録しておけば、初めて電動キックボードを使うときでも、乗車から降車までスムースに対応することができました。
電動キックボードを利用している間は、スマホのGPS機能が常にオンの状態になるので、ちょっとばかりスマホのバッテリーを食ってしまうことがありますが、そこはモバイルバッテリーを常備して、なんとかやりくりするしかないかなと思いました。
電動キックボードの悪いところ
悪路にはめっぽう弱い
道がアスファルトならスムースで快適な電動キックボードでの移動を実現できるのですが、ヨーロッパでとなると、結構あるのが石畳の道路。タイヤ直径が小さいので、少しの段差でも衝撃がものすごいです。ましてや砂利道や石畳の道だと、進むことすらままならないですし、乗れたとしてもガタガタと振動が激しすぎて不快です。
まだ料金的に割高かも
電動キックボードのロック解除に1ユーロ、そこからは時間による料金体系で、1分あたり0.2ユーロだったはずです。近距離であればもしかすると地下鉄よりも安くて早く移動することができますが、基本的には割高になる設定になります。
2kmの道のりを、徒歩で30分かけて移動するか、電動キックボードで6~7分の移動で済ませるかを天秤にかけ、時は金なりの教えに従うのであれば、ちょうどいい料金設定なのかもしれません。ただし迷子にはなれませんね。迷子になる=時間を無駄に要する=お金がかかるになるので、闇雲に走らせるのはやめておいた方がいいです。
乗り捨てマナーはもう少し
どこでも乗り降り自由なのはメリットでもありデメリットでもあるんだなぁというポイントです。都市部ならどこでもキックボードが置いてあって、気が向いたら乗ることができるのですが、止めている場所が歩道のど真ん中にあったり、適当にぶっ倒れていたり、ちょっと乱暴に扱われているキックボードもありました。
駐輪場や駐車場の隅に停車するのがセオリーのようで、乗車マナーが向上すれば、もっと利用するのに心地よいサービスになると思いました。
お小遣い稼ぎもできる
バッテリーを自宅の電源を使ってフル充電して、元あった場所に戻すと少額だけどお金を手に入れることができるようです。1充電あたりいくらなのかはわかりません。車で電動キックボードを回収し、一晩、自宅に十数台いける電動キックボード充電スペースを稼働させ、翌朝に元あった場所に戻すことができれば、結構なお小遣いが稼げるのかもしれません。
1充電あたりの金額がわかると充電活動に対する収益が算出しやすくなるので、費用対効果や効率のよい電動キックボードの回収から充電と返却を研究し、荒稼ぎしちゃうツワモノもそろそろ出て来る頃だと思います。
日本でも速く普及して欲しい
欧米諸国ではすでに普及が始まって、爆発的に利用数が伸びていますが、日本はこういうところがとてもお堅い。最近、埼玉県で試験導入することがニュースになりましたが、日本での電動キックボードの扱いは、原付と同じ扱い。なので、免許証が必要で、ヘルメット着用が義務付けられます。
安全的には、ヘルメット着用は時速20キロ程度常時スピードを出すことができるので全然OKだと思いますが、原付と同じ扱いなのはどうなんだろうなというところもあります。それに加えて、車道の左端を走るのですが、日本でも乗車したウィーン、ブリュッセルでもそうだったのですが、一瞬で危険な目に遭えるものでもあったりします。そう考えると、自転車専用レーンなどの整備も同時並行で進めていかないといけない分野なのかなとも思ったりしました。
日本では電動キックボードを普段使いするのにはまだ時間がかかるとは思いますが、欧米諸国にいく機会があった時には、ちょっと興味本位でもいいので、電動キックボードで移動してみるのも楽しい思い出になるとおもいます。おすすめします。
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