イスタンブール〜パリ一人旅 – ルクセンブルク経由のブリュッセル移動(16日目)

イスタンブール〜パリ一人旅 – ルクセンブルク経由のブリュッセル移動(16日目)

イスタンブール〜パリ一人旅 16日目(2019年7月10日)。この日はフランス・ナンシーを離れて、電車でルクセンブルク、そしてベルギー・ブリュッセルに移動します。ブリュッセルは2018年9月以来の再訪。まさか1年以内に2回訪れるとは思ってもいませんでした。初めてとなるルクセンブルクは面積は小さいものの、世界一裕福な国として有名なルクセンブルク。裕福さを存分に見せつけて欲しいものです。

ナンシーからルクセンブルクまでの電車移動

11:20にナンシーを出発。なので、朝は割とゆっくり過ごすことができました。

ナンシーからルクセンブルクまでは途中メツ(Metz)で乗り継いでの移動。それぞれの電車に乗っている時間は30分程度ずつと、そこまで長い時間乗るわけではありません。いずれの電車も、始発駅と終着駅のため、乗り過ごす危険性もなし。のんびり移動できます。

30分ほどでメツに到着。フランスの地方都市としてはなかなか大きな街。駅前の感じがそう語っています。乗り継ぎ時間は10分くらいだったので、周りを見ている余裕はさほどなくという感じでした。

メツからルクセンブルクまでの電車は安いけど指定席というラッキーパターン。ゆかもカーペットが敷いてあってちょっと豪華な電車。移動中見える車窓は見飽きるほどの田園風景と途中通過する駅周辺の街並み。写真もどんどん撮らなくなってきました。

ルクセンブルクに到着

12:59にルクセンブルクに到着。これまで訪れた街の中心になる駅としては、割とこじんまりとした駅に思えました。駅のトイレは0.7ユーロ。コインを購入して中に入るシステムです。小銭・お札ともに使えるので、細かいのを持っていなくてもなんとかなります。

ルクセンブルクの滞在時間は、ブリュッセルにいく電車の出発時刻が17:10なので、ざっくり4時間程度。本当に街を見て楽しむしかできない程度の時間です。

ルクセンブルクの中心部に移動

ルクセンブルク駅から街の中心部までは少し離れていて、駅から歩いて20分くらい。バスも多く走っていますが、歩いて行けない距離ではありません。歩いていると、かつて城壁だったのではないかと思えるような場所になりました。この内部がルクセンブルクの中心部になるというわけです。

ルクセンブルクの建物の印象は他の国に比べるとちょっと違う雰囲気だなというのがよくわかります。ルクセンブルクの歴史はよくわかりませんが、ヨーロッパの中でも現代的な建物の印象です。

人のおしゃれ度合いも結構高いです。絶対いい服着てるじゃんという人とたくさんすれ違いました。じわじわと裕福な国であることを見せつけられている感じがしました。

もちろん聖堂などもありますが、やはり古さというものはあまり感じられません。これまでヨーロッパの場所場所にあった、築100年以上の重厚さは特に感じることもなかったです。

あと、ルクセンブルクのあちこちで工事が行われていました。どの国でも工事は結構やっているのですが、どこよりも工事をしている場所やその規模が大きかったです。中心部にある広場も工事中で、ほとんどが使えない状態。工事現場が入らないように写真撮影をするためのアングル極めが非常に難しかったです。

カフェで小一時間休憩

今日は全ての荷物を持っての移動なので、歩き続けるのもしんどいです。頼みのスターバックスもルクセンブルクの中心部で見つけることはできませんでした。まぁ、スターバックスより、街中にあるカフェの方が雰囲気も良く、値段も安いのでコーヒーを一つ頼むくらいなら、スターバックスよりも街中のカフェの方が全然いいと思います。

1時間ほどゆっくりさせてもらいました。テラス席もバッチリ日陰の中だったので、涼しくて気持ちよかった。コーヒーはディカフェのカフェオレをいただきました。

たくさん見れはしなかったが楽しかった

3〜4時間しか滞在できない場所の場合は、これぐらいのボリュームががちょうどいいと思います。街を探索して、カフェでのんびり。贅沢な時間の使い方だと思います。詰め込みすぎても電車に間に合わなくなってしまうのも嫌ですし、常に余裕を持っての精神でこの旅を続けています。

ルクセンブルクからブリュッセルに移動

3時間ほどルクセンブルクの中心にいたあと、16時前くらいにルクセンブルク駅へ戻ってきました。

電車は17:10なので1時間ほど時間があります。ちょっとお腹が空いたので、PAULを見つけたのでそこでまたマカロンを食べました。日本のPAULもぜひマカロンをおいてほしいのですが、気候条件や使っている材料のせいで作れない事情などあるのでしょうか。

駅でそうこうしている間に、ブリュッセル行きの電車が到着。早速乗り込みます。ルクセンブルク始発なので席も選び放題。電車自体は古い感じで、空調がなかなか効いていないやつでしたよ。ブリュッセルではブリュッセル北駅で降りる予定、約2時間半の電車旅です。停車駅も結構あります。すぐにルクセンブルクからベルギーへの国境を越え、停車駅は全てベルギー国内なのですが、

  • Arlon
  • Marbehan
  • Libramont
  • Rochefort-Jemelle
  • Marloie
  • Ciney
  • Namur
  • Gembloux
  • Ottignies
  • Bruxelles-Luxembourg
  • Bruxelles-Schuman

といった感じで止まっていきます。私が降りる、ブリュッセル北駅のあとは、ブリュッセル中央駅、ブリュッセル南駅とブリュッセルの中心部の駅にいずれも停車するので、宿泊先やブリュッセルでの目的地によって降りる駅を使い分けるのも一つ良い案だと思います。

ブリュッセルに到着

ルクセンブルクから2時間半、2回目のブリュッセルに到着。前回もブリュッセル北駅に降り立ちましたが、今回もブリュッセル北駅に降り立ちました。駅前の様子はそんなに変わっていませんが、ブリュッセル北駅の外にあるお店が閉店していて、別のお店が入ろうとしていました。

宿泊先のチェックインを済ませて、そこから止まる場所はそこから10分ほど。グランプラスのすぐ近くまで歩いて移動。前回ブリュッセルに来たときの思い出が蘇ります。そうそう、こんなだった!という光景と、あれ?こここんなだったっけ?の感情が入り混じった2度目のブリュッセルです。

3カ国跨いだ移動となりました

今日はフランス・ナンシーからルクセンブルク、そしてベルギー・ブリュッセルと結果3カ国跨いだ移動になりました。明日から3日間、この日を入れて4日間、ブリュッセルに拠点を設けて過ごしていきたいと思います。旅も終盤、思い残すことのないようにしていく所存でございます。