イスタンブール〜パリ一人旅 – ソフィアからベオグラードまでバス移動(6日目)
イスタンブール〜パリ一人旅 6日目(2019年6月30日)。6月も最終日なんですね。昨日は半日でソフィア周辺観光を終えてしまい、予定では夕方発のバスでセルビア・ベオグラードに行こうと思っていましたが、ソフィアでの時間を持て余しそうだったので、予定を前倒しして午前中に ソフィアからベオグラード までの国境越えバス移動を行います。
バスチケットは当日に購入できます
朝6時に起床。身支度を整えて宿泊先のホステルを出ました。バスチケット買うためにソフィア中央駅に隣接しているバスターミナルに向かいました。早朝のメトロはほとんど人が乗っていなかったのと、地下鉄のくる頻度が15分間隔でだいぶのんびりした朝
EUROTOURSのベオグラード行きのバスチケットを購入
バスターミナルにはいろんな旅行会社やバス会社のオフィスが並んでいます。今回はいろいろ調べて参考にしたサイトをもとに、EUROTOURSでバスチケットを購入することにしました。
建物の番号は61番。黄色い看板が目印のEUROTOURSです。建物が2つありますが、どちらも同じなので、どちらかに行けば大丈夫です。
ここで、金土日に運行のソフィア9時発、ベオグラード14時着予定のバスチケットを購入。パスポートを渡してチケット発券の手続きをしてもらい、支払いは45レフ(日本円で2,800円、ユーロで23ユーロ)でした。
私は昨日両替してほとんど減らなかった現金で購入しました。店内にはVISAやマスターの表示もあったので、カード支払いも可能だと思います。8時半にバスターミナルにいてねと教えてもらいました。
バスを待ちます
朝食をとりながら、のんびり集合時間までバスターミナル周辺で待っていました。天気も良く、涼しい気温だったので外にいても快適。しばらく待っている間に朝ごはんを食べました。
購入したピザパンは1.3レフ。手のひらより大きいサイズなのに、このお値段は安いと思います。1レフいかないですごい大きいパンもあったので、シンプルなパンを食べるのであれば、もっと安くお腹いっぱいにすることができます。コーヒーは1カップで0.8レフでした。物価安い最強ですね。
朝ごはんを食べ終えベンチに座って待っていると、ベオグラード行きのバスがバスターミナルに入場。
時刻は8時でした。結構早いのね。大きな荷物を預ける人もいるので、その手続きをしていたりしました。荷物を預けることはないけれどその列に混ざってチケットをドライバーに渡し、バスに乗車。
バスの座席は自由席。窓側席に陣取りました。飛行機では徹底して通路側を予約しますがバスだけはバス酔いしやすい体質なので景色が見えやすい窓側を選びました。日差しが暑いのだけは気になりますが、席もゆったりしていていい感じです。座席を確保したら、どうせまたちょっとずつ遅れていくんだろうなという心算で出発を待ちます。
ソフィアからベオグラードへ出発
バスは9時4分にソフィアバスターミナルを出発。日曜日ということもありほぼ満席の乗車で出発。
ブルガリア内は順調、国境でバス渋滞
ソフィアの都市部を抜けると、広大な田園風景が広がります。
そしてバスは1時間ほど走行してブルガリアとセルビアの国境付近に到着。やはり日曜日の午前中、国境でのバス渋滞。マジで午前発のバスに乗ることに決めてよかった!!ほぼ満席のバスが5台(ミニバスがそのうち1台)前に並んで、MAX180人がブルガリア出国とセルビア入国をするのを待つわけで。
結果、出入国に2時間半かかりました。審査は出入国合わせて10分程度、残りの2時間以上はその待ち時間です。とはいえ、ネットも繋がるし、こういう時のために暇つぶしグッズを持っているのはかなり心強い味方。また、バスの外にも出ることは大丈夫なので、伸びをしたりトイレに行ったりはできます。
一度、ピンチを迎えてトイレに行きましたが、国境付近のトイレは綺麗です。紙はありませんでした。持っててよかった紙。
セルビア入国からベオグラード
無事にセルビア入国を果たしたらすぐに休憩。散々待ってたので、休憩する意味は?と思ったのですが、食事がありましたね。
20分くらい休憩して、ベオグラードに向かってバスは進んでいきます。セルビアに入っても広大な田園風景がずーっと続きます。主に畑、たまに集落が延々と続きます。そのうち寝ていました。
国境から半分くらい進んだところで2回目の休憩。ベオグラードまで残り140kmくらいのサービスエリアです。10分ほど休憩して再出発。その後1時間半ほど走行し、ベオグラードに到着。旧ベオグラード駅横のバスターミナルに到着。
合計9時間の移動になりました
本来ならば、ソフィア9時発のベオグラード14時着でしたが、国境越えに大きく時間を取られたため結果3時間遅れの17時にベオグラードに到着。ブルガリアからセルビアに入ると時差がマイナス1時間にあるので、正味移動で9時間かかりました。ここまで時間がかかることは本来ないと思いますが、こういう国境越えに関する遅れが発生することもあることが報告できてよかったです。
今回は、バスでの国境越え、寝台列車比べるとまだなんとかなる感じでした。また、午前中にソフィアを出発したことが結果的に良い方向に傾いたかなと思います。
到着後にも少しだけベオグラード観光
そしてベオグラードには今日を含めて2泊します。移動の疲れをとりつつ、少しゆっくりとベオグラードを見て回ろうと思います。
ホテルにチェックイン後、セルビア・ディナールの現金を持っておらず無一文(カードはあるけど)状態を解消するために両替しておきたかったので、2時間ほど外を歩きました。
明日もしっかり目に観光しますが、ベオグラードは都会的な中に歴史的なものが織り込まれていて、見ごたえありそうな街という第一印象です。明日から7月。ベオグラードも明日は気温が高いそうで、観光に不向きな暑さになりそうですが、天気は抜群に良さそうなので、楽しんでいきたいと思います。
- 前の記事
イスタンブール〜パリ一人旅 – ソフィアは半日あれば回れちゃう(5日目)
2019.06.30 2019.08.14 - 次の記事
イスタンブール〜パリ一人旅 – 灼熱のベオグラード(7日目)
2019.07.02 2019.08.14