イスタンブール〜パリ一人旅 – ブダペスト歩いて観光3万歩(9日目)

イスタンブール〜パリ一人旅 – ブダペスト歩いて観光3万歩(9日目)

イスタンブール〜パリ一人旅 9日目(2019年7月3日)。セルビア・ベオグラードからハンガリー・ブダペストまでバスで移動したあとの1日の様子です。早朝からブダペスト観光をする1日となりました。ブダペスト観光の参考になれば幸いです。

スタートは朝5時、ブダペスト東駅

バスが停車したネプリゲトからブダペスト東駅(Budapest-Keleti Railway Terminal)まで歩き、一旦腰を落ち着けます。

ブダペスト 観光

まだ朝5時なので、ブダペスト東駅周辺のマクドナルドやスターバックス、バーガーキングといったチェーン店も開いていませんでした。両替所もまだ開いておらず、ハンガリーフォリントの現金はまだ持てません。それでも朝5時からブダペストの地下鉄が動き始め、切符もカードで購入できるので移動は可能です。

世界一美しいマクドナルドで世界一美しい朝マック

というわけで、朝5時からでもやっている、ブダペストにある「世界一美しいマクドナルド」と言われるそのマクドナルドに行き休憩と朝食がてらの朝マックをすることにしました。これまでマクドナルドに幾度となく行っていますが、こんなテーマを持ってマクドナルドに行ったのは初めてのことです。

その世界一美しいマクドナルドは、ブダペスト東駅から、地下鉄の2番線 Keleti Pályaudvar駅からDeák Ferenc tér駅まで行き、そこで3番線に乗り換えて、Nyugati Pályaudvar駅で下車。そこから徒歩1分もかかりません。

マクドナルドに入ると、写真でみたことのある店内がありました。こういう写真やテレビでみたことあるものを実際に見れた時のちょっとテンション上がりますね。

ブダペスト 観光

ここでは、ベーコンエッグマフィンとコーヒーをいただきました。味は世界共通のあの味です。

早朝の聖イシュトヴァーン大聖堂

朝マック後、まだ時刻は朝6時すぎ。1泊2日のブダペスト滞在を無駄にできないので、次に聖イシュトヴァーン大聖堂。ブダペストの中心にそびえ立つ象徴的な大聖堂を見に行きます。

先ほど乗ってきた地下鉄3号線で、Nyugati Pályaudvar駅から一駅、Arany János utca駅まで移動し、そこから歩いて、聖イシュトヴァーン大聖堂に向かいました。

早朝ということもあり、天気が良くてもまとわりつくような暑さではなく気持ちよかったです。そして、聖イシュトヴァーン大聖堂に到着。

ブダペスト 観光

ものすごい大きさ、圧倒されました。朝からここで、この旅、ブルガリア・ソフィア以来のウェディングフォトを撮影しているグループがいました。邪魔にならないように、むしろ被写体の一つとして、聖イシュトヴァーン大聖堂と一緒に撮りました。

両替所が開くのを待ちます

ここいらで、レートがよさげな両替所があるのでその開店を待ちます。朝8時からやってるとのことで、それまでスターバックスでまた休憩。7時から1時間ほどいました。ベオグラードからブダペストまでの移動してきたブログを書いたり、Instagramや日本のニュースをチェックしたりして、時間を潰しました。

Wi-Fiもあるし、トイレもきれいだし、涼しいし、こういうときのスターバックスやマクドナルドって本当にありがたいです。

8時をすぎたところで、両替所へ。持て余したセルビア・ディナールと以前から持っていたユーロをここで、ハンガリー・フォリントに両替できました。これで現金を持つことができたので一安心です。

ブダペストで温泉に入ろう

ブダペストに来たかった大きな理由がありまして、それがセーチェーニ温泉に入ることでした。海外旅行で温泉に浸かるって滅多にできないことだと思うし、バス移動の疲れもここで少しはとりたいところです。

ここも移動は地下鉄で移動します。Deák Ferenc tér駅から地下鉄1号線で、Széchenyi fürdő駅に降ります。降りたらすぐそこにセーチェーニ温泉があります。

佇まいが温泉じゃない

まずこれから温泉に入るわけですが、外観が全く温泉という感じがしません。日本でこれが温泉ですとかいっても信じてくれないほどのヨーロピアンな建物。かっこいい。

ブダペスト 観光

ブダペスト 観光

さっそく中に入り、入場料(入湯料?)を支払います。1日券でキャビンタイプを選んだので、6000フォリント支払いました。クレジットカードでも支払いが可能です。

更衣室に案内され、キャビンの番号を教えてもらい、そこで着替えて、いざお風呂へ!という感じです。全裸で入るのではなく、水着着用の混浴タイプですよ!!

更衣室のタイプは2種類あります

更衣室(脱衣所)ですが、ロッカータイプとキャビンタイプに分かれています。それによって入場料にも差額が生じます。確か300フォリントくらいの差額です。日本円にすると120〜130円くらいの差額。

ロッカータイプはいわゆるロッカーの更衣室で、キャビンタイプは脱衣スペースが個室になっているタイプです。この更衣室は男女一緒の更衣室なので、ちょっとなぁという場合は、キャビンを選んだ方が安心です。私も荷物が多かったのでキャビンタイプを選んだ次第です。

見たことのある温泉!露天風呂がやっぱり最高

最初は内風呂とサウナとプールの室内側になるのですが、そこを抜けるとこれまた見たことあるであろう、大きな大きな露天風呂です。

ブダペスト 観光

朝9時過ぎで、ピークの時間ではなかったのでしょう。多すぎず少なすぎずの人。利用者は年配の人が多いです。カップルとか友達どおしもちらほらいましたが、基本はおじいちゃんおばあちゃんの憩いの場っぽい感じでした。

この時は、風呂に入りながらチェスをしている人たちに遭遇することができませんでした。

私は、風呂に浸かる、ビーチベッドを引っ張り出して、日光浴と仮眠を繰り返しました。湯温もぬるめで長時間入れますし、暑いなと思ったら、涼めばいいので、長い時間楽しむことができました。セーチェーニ温泉には約2時間滞在しました。体もさっぱりして、改めてブダペストを回れる体力も回復できました。

セーチェーニ温泉周辺も見所がいっぱい

セーチェーニ温泉を出てからも、ブダペストの魅力が目白押しでした。

ヴァイダフニャディ城に立ち寄り

セーチェーニ温泉の向かい、セーチェーニ温泉と一帯で大きな公園になっている中にある古城です。

英雄広場を通過

ここも、セーチェーニ温泉やヴァイダフニャディ城からすぐのところ。ぐるっと囲むように屈強な銅像と、その中央にはモニュメントがあります。両サイドには国立美術館と現代美術館があります。ここから地下鉄でHősök Tere駅からブダペスト中心部に戻りました。

宿泊先に荷物を置いて午後の部スタート

せっかくさっぱりしたのに、重たい荷物を担いだままブダペストを歩き回るのは愚策でしかないので、お昼をすぎたところで、一度宿泊先に荷物を置きにいきました。身軽になったところで午後の部をスタートさせます。

聖イシュトヴァーン大聖堂の内部

早朝ではさすがに内部には入れない時間帯でしたので、改めて内部に入るために訪れました。入場料として200フォリント支払います。現金のみです。内部はさすが大聖堂といった豪華な作りでした。

ブダペスト 観光

セーチェーニ鎖橋を渡ってブダ側へ

ブダペストは街を2つに分けるように、ドナウ川が流れています。ドナウ川を中心に両方に広がる街を結んでいるのがセーチェーニ鎖橋。他にも両方をつなぐ橋はいくつかありますが、一番有名なのがセーチェーニ鎖橋です。

ブダペストという名前もブダエリアとペストエリアが一緒になってブダペストらしいです。それをつないでいる橋です。歩いて渡れます。ドナウ川の大きさと、ブダ側にあるブダ城や、マーチャーシュ聖堂、漁夫の砦を望めます。

ブダ城や、マーチャーシュ聖堂、漁夫の砦は高台にある

セーチェーニ鎖橋を渡り、ブダ城に行くには高台を登る必要があります。ケーブルカーもありました。

それを使えばそれは便利ですが私は歩いて登ることを選びました。下からブダ城までは歩いて10分。階段と登り坂を繰り返しながら登って行きます。ブダ城のギリギリのところから眺めるブダペストのペスト側の景色は、綺麗だ!というより、登ったった!別の達成感がありました。

そこから歩いて5分くらいで、マーチャーシュ聖堂と漁夫の砦が並んでいます。

ちょうど15時から聖堂内で催しがあったらしく、入ることができませんでしたが、ここからの景色も最高でした。

たくさん歩いて疲労困憊

漁夫の砦から高台を降りてペスト側に戻ったタイミングで体力の限界を迎えました。ハンガーノックに近い状態。お昼ごはんしかり食べたのに。おかしい。

宿泊先に戻り、天気がよかったので洗濯をしつつシャワーを浴びて昼寝することにしました。今回のブダペストでの宿泊先はアパートメントホテルで、リスボンにいった時に経験して味をしめたやつです。

今回は一人で1泊だけだったので、ちょっともったいなかったかなと思いましたが、バルコニーもあり、洗濯物をバッチリ日光で干せる喜びありました。

夜景を楽しむつもりが…

洗濯をしてシャワーを浴びてベッドに横になっていたら、いつの間にか眠ってしまいました。19時半に起きて夜も動こうかと思っていたのですが、目が覚めたら22時半!!疲れていたんだね自分。

お腹が空いていたので、晩ごはんだけ食べに外に出ました。本来ならばライトアップされたセーチェーニ鎖橋なども見たかったのですが、起きてからもまだ寝足りない感じがしたので、今回は諦めることにしました。でもブダペストはまた来たいと思える場所でした。

ブダペストを無駄なく1日過ごせました

朝の5時から17時までの約12時間、休みなしで回ったブダペスト。地下鉄と徒歩で縦横無尽にブダペストを回ることができました。

翌日も半日はブダペスト滞在なので、そこで積み残している行きたいスポットには行こうと思います。夜のブダペストを見て回るのは次回、来れるタイミングがあった時に楽しみを取っておくことしましょう。