2021年の祝日も移動するんですねー

2021年の祝日も移動するんですねー

2021年もいつものカレンダーに戻ることはなく祝日が移動することが五輪特別措置法改正案で決まりましたね。何の日が何月何日に変更になったのかを確認していきましょう。

ことの経緯は東京オリンピックとCOVID-19

本当はことし東京オリンピックやる予定だったので、開会式と閉会式の前後に祝日移動させちゃおうぜ!ってなって、海の日と山の日の日付が移動、日付の移動に加えて改名までされたスポーツの日(旧:体育の日)決まっていました。2020年の移動した祝日はこんな感じです。

祝日変更前の日付変更後の日付
海の日7月第3月曜日
(2020年7月20日)
2020年7月23日
(開会式前日)
山の日2020年8月11日2020年8月10日
(閉会式翌日)
スポーツの日
(旧体育の日)
10月第2月曜日
(2020年10月12日)
2020年7月24日
(開会式当日)

ですが、COVID-19が世界で大流行した影響で今年のオリンピック開催は1年延期になりました。本当に来年に延期したもののオリンピックが開催されるか定かではないけれど、祝日の再移動は各方面で混乱を招くかもしれないということでそのままとなりました。今となってはなんだこの祝日は?めいたことになってしまいました。

東京オリンピックを諦めていないようです

そして5月29日の午前、閣議において、五輪特別措置法改正案(東京オリンピック延期に伴う祝日移動法案)が決定し、2021年の祝日移動が決まりました。その移動の対象になったのは今年と同じく海の日・山の日・スポーツの日です。

祝日変更前の日付変更後の日付
海の日7月第3月曜日
(2021年7月19日)
2021年7月22日
(開会式前日)
山の日2021年8月11日2021年8月8日
(閉会式当日)
山の日の振替休日--2021年8月9日
(閉会式翌日)
スポーツの日
(旧体育の日)
10月第2月曜日
(2021年10月11日)
2021年7月23日
(開会式当日)

2021年の祝日移動はこのようになりました。そして祝日の移動だけではなく、8月9日が追加で振替休日になりましたね。延期された東京オリンピックの閉会式日程は、2021年8月8日(日)です。

2020年の祝日移動の法則に則るならば、閉会式翌日の8月9日(月)を山の日として移動するのがセオリーですが、8月9日は長崎に原爆が投下された日。この日を「祝日」としてしまうのはよくないという意見が閣議内で多数でたということで8月8日に山の日を移動し、国民の祝日に関する法律のルールに沿って、翌月曜日である8月9日を振替休日とする判断になりました。

3年連続の祝日移動

第2月曜や第3月曜に設定されている祝日は除きますが、これで3年連続、祝日が移動することになりました。手帳やカレンダーを作る企業にとって、毎年データを書き換えなければいかなかったり、手帳によっては変更前の祝日で突っ走るところもあったり、変更の抜け漏れがあったりと、手を焼いてるんだなということが手帳やカレンダーから見ることができました。

こんなに祝日が移動する年が続くとは思っていませんでしたが、この2019年から2021年のカレンダーや手帳はある意味貴重な存在だと思います。記念に持っておくのもいいかもしれませんね。

2021年の祝日一覧

まだ2020年半分終わっていないですが、現時点での2021年の祝日を一覧にした表を出しておきます。来年の連休がどうなっているかの参考になれば幸いです。

日付祝日
2021年1月1日(金)元日
2021年1月11日(月)
(1月第2月曜)
成人の日
2021年2月11日(木)建国記念の日
2021年2月23日(火)天皇誕生日
2021年3月20日(土)春分の日
2021年4月29日(木)昭和の日
2021年5月3日(月)憲法記念日
2021年5月4日(火)みどりの日
2021年5月5日(水)こどもの日
2021年7月22日(木)海の日 *
2021年7月23日(金)スポーツの日 *
2021年8月8日(日)山の日 *
2021年8月9日(月)山の日の振替休日 *
2021年9月20日(月)
(9月第3月曜)
敬老の日
2021年9月23日(木)秋分の日
2021年11月3日(水)文化の日
2021年11月23日(火)勤労感謝の日

意外と、2021年祝日効率が悪いことに気づいてしまいました。毎年、勝手にやっている連休の考察を早急にしなければならないと焦ってしまいました。

2021年の祝日とカレンダーをもとに、2021年の連休の考察が終わって、記事化が完了しました!!その記事を見れば2021年の連休についていろいろわかると思います。合わせてご覧ください。