2泊3日ソウル旅行記 – カロスキルと弘大散策とタッカンマリ横丁 – 2日目【2019年9月】

2泊3日ソウル旅行記 – カロスキルと弘大散策とタッカンマリ横丁 – 2日目【2019年9月】

9月7日から9日の3日間、韓国・ソウル旅行2日目の旅行記です。この日は前日の台風13号も過ぎ去り、散策するのも大丈夫になりました。この日は、午前中からカロスキル、そのあと弘大に移動し、最後はタッカンマリ横丁でビシッとタッカンマリを食べる1日です。

カロスキルでショッピング

滞在しているホテルスカイパークキングスタウン東大門からカロスキルまで地下鉄で30分もかかりません。東大門歴史文化公園駅からまずは地下鉄の4号線に乗って、隣駅の忠武路(チュンムロ)駅に移動して3号線に乗り換え。3号線でカロスキルの最寄駅の新沙(シンサ)駅に向かいました。

カロスキルは、東京で言うと、小さな表参道の街並みといった感じで、ショッピングスポットとカフェがたくさんある、おしゃれスポットです。ソウル女子旅なら必ず行きたいところだと思います。

カロスキルでは、妻の買い物にひっつく感じでいました。男がソウルで買い物三昧になることはそんなにないですが、ウィンドウショッピングをするだけでも楽しいです。物価が日本より少し安かったりするので、そういうのを発見するとテンション上がります。

旅行用の小さい財布を買いました

男性の私でもカロスキルで楽しめるショッピングスポットの一つに、A LANDというセレクトショップがあります。ここならメンズの商品もあるし、雑貨からファッションからコスメなどなど見るものもたくさんあって楽しかったです。

ここでFennec(フェネック)という韓国・ソウル発のレザーの小物のブランドの小さい財布を買いました。ズボンの前ポケットにもすっぽり入って薄い財布を買いました。


参照:SOFT FOLD WALLET – BLACK|Fennec

ウェブサイトでは33,000ウォンとなっていますが、もうちょい安かったような気がします。だいたい30,000ウォンとかだったので、いずれにせよ3000円くらいです。旅行用の財布として買いました。

これまで海外旅行の財布として、100円ショップのA7サイズの透明ポーチにお札もコインもカードも入れていて、中を開けなくても中身が見えるし、これもポケットに入るサイズなので、かさばらなくて便利だったんですが、ちょっとは財布っぽい感じもないといけないなぁと一人旅のときに改めて感じたので、今回購入することにしました。

両者十分満足に買い物を済ませたあとは小一時間ほどカフェで休憩しました。カロスキルのおしゃれなカフェではなく、別にカロスキルでなくてもソウル市内ならどこにでもある、チェーン店のカフェに入ったので、割愛します。

弘大に移動してお昼ごはん「ファポ食堂」でモクサル

カロスキルに満足したので、次は弘大(ホンデ)に移動して、そこでお昼ごはんにすることにしました。食べるものはモクサルとデジカルビ。お店の名前は火砲(ファポ)食堂というソウル市内にはいくつか店舗があるようですが、ここの豚肉が美味しいとのことで行くことにしました。やっぱり韓国に来たら、網で肉を焼いて食べないわけにはいきません。

実際、おしゃれなカフェを巡るよりも、煙い中で肉をジュージューと焼いて食べる方が好きなわけで。ソウルでカフェ巡りってやったことないなぁとあたらめて思いました。

合井(ハプチョン)からの方が近いお店

厳密に言えば、弘大よりも合井(ハプチョン)駅の方が近いのですが、カロスキルから新沙駅に戻ってのアクセス的に弘大入口駅から向かった方がよかったのと、弘大の賑やかしい感じを通りながら行く方が楽しいと思ったからです。

ファポ食堂に行くまでに、弘大のガヤガヤした感じとか、ちょっと裏に入って人でゴミゴミした感じをくぐり抜けながら、ファポ食堂に到着。お昼ごはんの時間帯ではなかったので、余裕で入れました。このあと数組入店してきたのは私たちがお店にいたからだと思っています。

メニューをもらってまずはモクサルを2人前注文。満腹度合いによっては追加でデジカルビを追加注文する感じにしました。

ここのおかずはデフォルトで海鮮スープがついてきて驚きました。

魚介のエキスがたっぷり出たスープになるので美味しかったです。そして今日のお昼ごはんの主役、モクサル。全てアジュンマが焼いてくれるので、それをただひたすら固唾を飲んで待つだけ。いいよ!とかこれつけて食べると美味しいよとか、言葉は通じずとも気持ちでコミュニケーションしてました。

おかずにもあった、エゴマの葉を何かでつけたものにモクサルを巻いて食べるのが一番気に入りました。そして豚肉も肉自体にしっかりと味があって食べ応え十分、脂もくどくなくサッパリと食べ進められました。この調子なので当然、デジカルビも追加で注文。

またアジュンマに焼いてもらってただひたすら夢中で食べ続けました。

デザートにホットク

あれだけお腹いっぱい食べたにも関わらず、やっぱりデザートは別腹。弘大に戻り、2月のソウル旅行のときにも立ち寄った、トホットクというお店できな粉がたっぷりかかったホットクをそれぞれ1つずつ食べました。

作りたてを渡してくれるので、最後までアツアツで食べることができるし、値段も1個2,000ウォンくらいで買えるので、ちょっとお腹が空いたときの食べ歩きグルメにはもってこいのホットクです。この度2回目のホットクでした。

夜はタッカンマリ横丁で当然タッカンマリ

モクサルもデジカルビもホットクも美味しく食べることができて、お腹も心も満たされたので弘大から一度ホテルに戻りました。戻ったあとはしばし休憩。昼寝もしました。お腹がペコペコというわけではないですが、日も暮れたので少し東大門の地下ショッピング街を散策。

目的はタオルをたくさん買うことだったのですが、日曜日の20時ごろ、まだ東大門の眠らない夜が始まる前ということもあり、イブルなど売っている布団屋さんはあるもののタオルは取り扱ってなかったりと不発に終わりました。No BrandやE-Martにも寄ってみたりしたのですがまさかの臨時休業。これまた不発に終わりました。

こういう時は、タッカンマリを食べるしかないですね!というわけで、東大門市場周辺から歩いてタッカンマリ横丁に向かいしました。

人気店は陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ

もともとは、タッカンマリ横丁と言えば、この店!という陳玉華ハルメ元祖タッカンマリに行くつもりでしたが、かなり待っている人たちが多くすぐにそこを諦めました。とはいえ、タッカンマリ横丁というくらいですから、隣もタッカンマリ、隣の隣もタッカンマリのお店でいくらでも替えがききます。

ということで陳玉華ハルメ元祖タッカンマリの隣にある、明洞タッカンマリに入りました。店に入り席に着くやいなや、鶏一羽丸ごと入った鍋がドンと置かれて、火にかけられました。

こういうスピード感好きです。飲み物を注文して、つけダレを作るキットみたいのが登場。唐辛子と醤油と酢とニラを好きなように混ぜてつけダレを作りながら、鶏に火が入るのを待つスタイルです。鶏丸ごとかぶりつくわけにはいかないので、ハサミでちょきちょきとパーツパーツに切られて食べやすくなっていきます。鍋の中は鶏の他にじゃがいもとトッポッキが入っています

水炊きは日本でも食べる機会はありますが、タッカンマリは初めてでした。まずはセオリー通りに、鶏を自分で調合して作ったつけダレにつけて食しました。たまらなくうまいかったです。

最初はこのつけダレにたっぷりつけて食べて十分美味しいのですが、味が一辺倒になり始めるので、ここからどんどんアレンジを加えていきます。

まずは、つけダレ用のニラを鍋に投入し火を通しました。そして、究極は鶏のエキスが十二分に出たスープに胡椒をかけてシンプルに食べるスタイル。たぶん通常の食べ方ではないと思いますが、これがまあうまい。鶏本来の味が鶏本体はもちろんのことスープにもしっかり滲み出ていて、無言になる美味しさでした。

鶏を十分満喫したので、シメということでグクスを注文。

スープをたっぷり吸ったグクスがうまいことうまいこと。ちょっと食べきれないかもと思っていたが嘘のように完食しました。

大満足で2日目が終了

初めてのタッカンマリでしたが、シンプルがゆえに、当たり外れも結構はっきり出るものだと思いますが、ここではしっかりと当たりのタッカンマリを食べることができました。と言いますけど、韓国での食事でハズレを引いたことがないくらい、どこのお店も美味しいものばかりです。ソウル食い倒れ、万歳!で2日目が終わりました。

残すは3日目・最終日。フライトが19時台のフライトなので、ホテルをチェックアウト後も楽しめる時間はたっぷりある中で、まだ果たせていない本来の目的を達成していきます。そして再び台風とのせめぎあいの帰国となります。